俗説・都市伝説の真相

いたずらの後に見せる犬の申し訳なさそうな表情は、本当に罪悪感の表れなのでしょうか。
研究では、飼い主が叱った態度を見せたときに犬がそのような表情を作る一方、実際にいたずらをしたかどうかとは関係なく現れることがわかっています。つまりその表情は罪悪感というより、飼い主の声や態度に対する反応である可能性が高いのです。
犬は長い年月をかけて人間と暮らす中で、飼い主のちょっとした声のトーンや表情の変化を読み取る能力を発達させてきました。「申し訳なさそうな顔」は、叱られることを察知して身を守ろうとする行動と考えられます。
犬に罪悪感という概念があるかどうかにかかわらず、いたずらをした瞬間から時間が経ってから叱っても効果は期待できません。行動を教えたいときは、その場で穏やかに正しい行動へ導くことが大切です。