犬の能力・五感の雑学

視野が広い一方で立体感の把握は苦手な犬の目。その仕組みをのぞいてみましょう。
犬の視野は約240度と人間よりもかなり広く、周囲の動きを察知しやすい構造になっています。ただし両目の視野が重なる部分は限られているため、遠近感をつかむ両眼視の範囲は人間ほど広くありません。
犬は静止したものの距離感をつかむのはやや苦手とされる一方、動いているものに対しては優れた奥行き知覚を発揮します。これは獲物となる小動物の動きを素早く捉えるために発達してきた能力だと考えられています。
ドッグランなどでボールを追いかける際、犬が着地点を読み違えることがあるのは、静止物体への距離感の把握がやや不得意なことも関係しています。遊びの中でその特性を知っておくと、愛犬の行動をより理解しやすくなります。