犬の能力・五感の雑学

話す言葉の意味は分からなくても、声の調子から気持ちを読み取る犬の能力に迫ります。
犬は人間の言語そのものを理解しているわけではありませんが、声の高さや抑揚、話す速さといった音の特徴には敏感に反応します。優しく高いトーンの声には親しみを、低く強い声には警戒や叱責のニュアンスを感じ取るといわれています。
研究によると、犬の脳は人間の声に含まれる感情的なニュアンスを、人間が行うのと似たような領域で処理していることが分かってきています。褒め言葉であっても冷たいトーンで言われると、犬はポジティブな反応を示しにくくなることがあります。
コマンドを教える際は、同じ指示語であっても声のトーンがバラバラだと犬が混乱してしまうことがあります。褒めるときは明るく高めの声、指示を出すときは落ち着いた声というように、トーンを一貫させることでしつけの効果が高まります。