犬の能力・五感の雑学

ぷにぷにとした肉球には、地面の状態を読み取る繊細なセンサーとしての役割があります。
肉球には多くの神経が集まっており、地面のわずかな振動や温度、質感の違いを感じ取ることができます。この感覚を使って、足場が滑りやすいかどうかや、地面が熱すぎないかなどを瞬時に判断していると考えられています。
肉球には特殊な血管の構造があり、寒い環境でも肉球の温度をある程度保ちながら体全体の熱を逃がしにくくする働きがあります。とはいえ真冬のアスファルトや夏の炎天下では負担が大きいため、季節に応じたケアは欠かせません。
犬は全身のほとんどに汗腺がなく、体温調節は主にパンティング(口呼吸)で行いますが、肉球には汗腺が存在します。緊張したときに肉球がしっとりすることがあるのは、この汗腺の働きによるものです。