犬の能力・五感の雑学

薄暗い部屋でも障害物を器用に避ける愛犬。目の構造にその秘密が隠れています。
犬の目の奥には「タペタム」と呼ばれる反射膜があり、これが少ない光を反射して再び網膜に届けることで、暗い場所でも周囲の様子を捉えやすくしています。夜に犬の目が光って見えることがあるのも、このタペタムが光を反射しているためです。
犬の目は色や細部を見分けることよりも、暗い場所での視認性や動くものへの反応速度に優れているとされています。薄暗い夕方の散歩道でも小さな動きにいち早く気づくのは、こうした目の構造の違いによるものです。人間の目とは得意分野が異なる、と考えると納得しやすいかもしれません。